あの日あの時あの場所で

ある!ある!忘れられない味~

23年ぶり

映画館で「もののけ姫」を観た。

17才の時に映画館で8回観に行ったぶりだ

 

宮崎駿さんのファンだったな~

そうだ!ここで宮崎駿さんにレター書こう、

 

宮崎駿さまへ

 もののけ姫観ました。

 わたしは現代人です、人間ばかりの世界で育ったので

 人間のためだけにずっと生きてきました。

 でも私も特別な人間になりたいのです。

 動物と自然とともに笑って共存できる人間になりたい。

 

 でも、ビルとコンクリートに囲まれたところで

 どうやって特別になる努力しようかな?

 宮崎駿さんはどうやって特別な人間になったのですか?

 

 最近宇宙のなかの人間の存在について考えるけど

 そこから考えた時に、宮崎駿さんは人間の誇りだな、と思います。

 100年おきに人間が新しくなっていく中で宮崎さんみたいな人間は

 いるのか、いないのか・・・。

 レイチェルカーソンの本読んだときに

 「その後、人間は変わってないじゃないか」と思ったけど

 「もののけ姫」を観た人間がどんな風に考えが変わるのでしょうか。

 そして肝心のわたしといえば、どんな人間でしょう。

 

 哲学が人間には必須と感じるのは私だけではないはず。

 どう思われますか?宮崎駿さま。

不思議なこと

普段からとても行動派なので思い立ったらすぐに動き出すタイプの私。

 

今の仕事場はいままでの中でかなりいい会社で

給料もいい。

だけど、悩みがぜんぜんないわけじゃないので

落ち込むたびに「仕事辞めたい」と考えるんだけど・・・

 

過去に3回「辞めたいです」と言う決心をした日があった。

 

狭い事務所なので、他の同僚にバレずに上司に言うのが難しいのだが

同僚がごくまれに法事で休む日があり、その日しかチャンスがなかった。

 

そして1回目のその日。

朝から喉が痛かったが、別に「辞める」というのに支障はなかった。

だが、少しずつ時間が経つにつれてとんでもなく痛み出し

少し具合悪くなり、「辞める」を言うどころではなくなってしまった。

その日のチャンスを逃すとあくる日からは同僚が私の隣のデスクに

ぴったりと張り付いているので、言えない。

そして機会を逃してしまい、そのまま働いていた。

 

2回目のときも切羽詰まっていて「なにがなんでも辞める」と来週には

上司に言おう、と考えていたある日曜日の朝。

朝から急に具合が悪くなり、急ぎ救急へ。

 

結局 胆石で入院になった。

 

次は3回目。

実は昨日なんだけど、また同僚が法事で休んでいるので

このチャンスを逃したらダメだ、と朝から意気込んでいた。

 

朝、月に1度のテレビ会議があり、上司はデスクの前で会議中。

だいたい1時間くらいで終わるんだけど、昨日に限って昼の12時

まわってからやっとで終わった。

(後から聞いたらリモートでするのは初めてらしく(コロナ影響)

 いままでとは違い席を外せない状態の会議だったらしい。)

 

会議が終わったとたん上司はバタバタと出ていった。

その間に言えたものの、私はすでに弁当を広げて口にご飯が

入っていたのでタイミングが悪かったのだ。

しかたがないので上司が帰ってきてから言おう、と

思っていたら昼過ぎからクレーム対応に追われて、

しかも今までにないトラブルで、皆でバタバタしていた。

この状況で、ぜったいに言えなかった。

本当にいままでにないトラブルだった。

 

いま、思い返してみるとこの仕事のおかげで収入が安定し、

子どもたちにも塾やピアノに通わせられた。

 

今回もコロナの影響もあるので転職はたいへん

なのは頭で分かっていたが、抱えてる問題のほうが大きいので

辞める決意をしたばかりだったのだ。

 

 

 

赤と緑

私の高校は私服だった。

赤が好きで、赤い上着に赤い靴下、

腕には赤のリボンを巻き付けていた(意味不明だね)

 

翌日は緑の日で

上着が緑にリュックも緑で靴下も緑

マニキュアも緑で髪の毛も緑に染めてた(マジです)

 

ヴィヴィアンウエストウッドとかページボーイ、

ヒステリックブルーが大好きで買ってました。

 

いつも買う髪染めは、路地裏のあやしいお店の輸入品のカラーリングで

どきつい色がたくさん並んでいて、まるで絵の具のようだった。

そこはドクロとかクロムハーツとかが置いてあったから

男性向けのお店だったんだろうな。

 

特にくつ下が大好きで

バレーリーナみたいな白のリボンが足に巻き付いているのとか

ド派手な模様の長いくつ下とか、

そういえばルーズソックスにごつい透明のハイヒールも履いてたな~

 

ヒップホップっぽいのもハマって

オーシャンパシフィックの柄が派手なTシャツにダボダボズボン

とかも着てました。

 

昨日はミニスカートにルーズソックス。

今日はオーシャンパシフィックにチノパン、

明日はチェーンがあちこちに着いたピタTシャツに黒ブーツ。

とにかく私は目立ちたくて目立ちたくて・・・

 

オシャレってさ、自己満足のようで違うのよ。

自分に自信が持てて、積極的になれるのだからね。

 

だけどさぁ

卒業式に超ミニスカートはマズいよね!(舞台に上がってキャー)

ダンス甲子園とバックトゥザフューチャー

小学6年生の頃に「ダンス甲子園」という番組があった。

高校生や大学生たちがストリートダンスで競うんだけど

超かっこいいもんだから

私は一目惚れした、フジサワさんに。

 

アホなわたしはフジサワさんと両想いになるためには

どうしたらいいか、延々友達に相談していたのだ。

 

それから数か月後、テレビで「バックトゥザフューチャー」

を見てからマイケル・J・フォックスに一目惚れした。

 

それからというもの寝ても覚めてもマイケルのことばかり。

 

友達に恋の悩みを相談していた。

おお、友達よ。

君たちはわたしに何てアドバイスしたんだい?

 

 

 

 

英語とフランス語

19才の時、ヨーロッパに留学したかった。

 

ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、ドイツ

国の名前だけで心が躍ります

 

外国に興味があったので、英語も勉強していたっけ。

でも英語や語学の勉強はしておくものですね~

6年前に覚えた単語とか全部覚えているから

中学生の子供に教えてあげられる。

 

結婚して子育てしながら、少しづつ勉強してた10年間。

結局、英検も落ちてるし英語の仕事にはつけてないしで

あの10年間は意味なかった、と思っていた。

だけど

上の高校生の子どもは英語コースに行ったし

中学生の子どもには普通に英語を教えられる・・・

 

わたしの中途半端で独りよがりな勉強もムダじゃなかったんだ。

本当は英語の仕事に憧れてたんだけどネ。

でもさぁ

単語全部覚えてるのよ

これってすごくない?

だから勉強すればするだけいつか必ず役に立つのだ。

フランス語だって15年前に勉強しただけなのに

少し聞いたりしたら、すぐに思い出すんだもん。(レベルは低い)

 

だから、いま

また英検に挑戦しようと勉強始めてる。

いまのこの日々が、未来の自分を助ける力になると信じて。

 

 

わたし、仕事を短くします

フルタイムの事務員は忙しい。

特に人数の少ない会社だと、雑用すべてが降りかかってくる。

だ・け・ど!

5時退社を3時退社にすることに決~めた!

理由は「加工品を食べない!」ためなのです。

 

いつもさぁ、朝食はウインナーかベーコンかポークか

チキンナゲットを出してて(うちは5人家族)

旦那さんのお昼はカップラーメンか買い弁だよ・・・

 

10年後にガンにならないように40代の今で予防するってワケ。

給料は減るし、ボーナスもパートの支給になるから

だいぶ損するけど、病気したらもっと損するからね。

 

2時間早く退社した時間を利用して

じっくり買い物(いつも夕方に大慌てだった)して

作り置きをたくさん作る。

翌朝はその作り置きで朝食とお弁当を作ります♡

 

できないなりに、できる方法を探したってわけね。

一応、6月末にボーナスが入るから

支障が出ないように7月に会社にお願いするの。

 

できないなら辞めるまでよ

(超エラそう、、、)

 

カールのコーンポタージュ味

中学1年生のときにハマったのが

「カールのコーンポタージュ味」です。

 

うちの中学では入学したら必ずなにかしらの部活に

入部しないといけない規則だったので

私は男子バレー部マネーシャーを友達とした。

 

その当時に例のカールを食べて

その美味しさに感動~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

それからというもの

友達の家に遊びに行くにも片手にはカール。

(カバンなんてもたない)

家でもカール。

 

いまはもう売ってない(たぶん)

 

そうそう、バレー部のマネージャーは2か月で辞めました。

私が次に入ったのはヤンキー集団の

女子ハンドボール部で、それからなんやかんやとありました。

 

ハンドボール部も3か月ですぐ辞めて、

次に走ったのは憧れの男子バスケ部エースのおっかけ💛

このおっかけは、続いた続いた。

このお話しは、また今度ゆっくりと

聴かせてさしあげます。

 

 

 

 

髪が伸びない奇跡

こんなことがあるのでしょうか?

まさか!

 

なぜ髪が伸びないのだ?

あの日本人形のほうが髪が伸びるのが早い。

私のほうが呪われてるんじゃないの・・・

 

小学生のころから髪が伸びなかった。

意味わかんない、マジで。

長い髪に憧れて、憧れて、神様にお願いすることは

まず第一に「髪を長くさせて!欲しい」ということ。

 

だから小学生のときは家が高台のマンションだったので

紙切れに

「神様、髪の毛を腰まで長くしてください」

と書き空高く投げた。

そして翌朝。

 

緊張してカガミを見たけど全然変わっていなかった。チッ

小学生のころ好きな髪型はなぜか

ポニーテールを右耳の上だけにするという髪型で。

(つまりツインテールの片方バージョン)

 

私はかろうじて後ろで髪が結べるくらいの長さだったので

右耳上ポニーテールにして残りの髪を後ろでくびっている

わけのわからない髪をしていた。

 

あ~あ、卒業アルバム見たくない!

私よりもヒドイ髪型の女子いますか?

 

 

10代の自分へ

10代の頃、聴いていた曲。

専門学校のCMの曲でした。

いまも、ふとした時に思い出す、忘れられない歌です。

 

  風をおこそう

  本気がかっこいい

  なんでもできるはずさ

  笑われたっていい

  間違いなんてないさ

  欲しかったのは描く夢を

  追いかけるこの時 

 

  風をおこそう

  トキメキ捨てられない

  落ち込む暇はないさ

  誰かと比べないで

  自分らしさが好きさ

  大きな壁を越えた時

  おもいきり泣いてやる

  

  輝き続けよう

入院したい?

前に胆石で2週間入院した。

入院中にたくさんのことを反省したんだ。

 

料理のバランスのこと

お昼が毎日買い弁のだんなさん

運動ゼロのまいにち

人生の短さのこと

 

「よし!これからは食事に気を付けて、健康で、

人生を仕事だけで終わらせないで、もっと好きな事に挑戦しよう」

 

なんて退院するとき誓ったけど

やっぱり、毎日野菜炒めとお昼は買い弁

あいかわらずの事務員で。

 

また入院しないと気付かないんだろ~ね。

 

 

 

 

海と緑

海が好きだ。

みんな好きでしょう、あの濃いブルーがさ。

人生に疲れた時は海に行こうっと。

 

緑も好きよ。

みんなも好きだよね?あの酸素の多いにおいがさ。

街路樹のオレンジのお花に感動しました。

 

わたしの灰色の人生に彩りを添えてくれています。

仕事仕事、家事家事、世話世話、そしてイロドリ。

ぜったいにイロドリ。

 

だから海も緑もなくならないでね。

 

 

 

曲がった指とクッキー

家は母子家庭で、母は夜にスナックに働きに出ていた。

だからいつも夜は姉と二人だけでした。

 

母の誕生日か何かでトースターを使ってクッキーを作ったんだけど

このクッキーがすごく美味しかったこと覚えてる。

 

そんなある日わたしは

(そうだ、えんぴつを削ろう!彫刻刀でさぁ)

と考え彫刻刀を探したら、似たものが引き出しから出てきたので

さっそく削ってみた。

 

そしたら指を切ってしまった。

でも、切ったどころの深さではなく人差し指の第一関節あたりが

ぶらーんとぶらさがっており。

母は慌てて、割りばしをあてがって包帯か何かで巻いたのだ。

 

たぶん。

病院は行っていない。

だって、今も指は曲がったまんまつながっているのだから。

あの幽霊屋敷のような家での思い出は数多くある。

すべて、普通じゃない思い出だね。

 

そうそう。

彫刻刀に似ているものとして使ったのはカミソリだったよ。

昔のカミソリは安全ガードがついてなかった。ピンク色。

おそろしや~。

病院に行かない母よ。

 

バドワイザーと一人っ子

バドワイザーのTシャツが流行った、流行った。

みんな着てたもん。小学生も中学生も、大人もね。

 

そんなバドワイザーが流行っていた夏のある日。

私は小学校6年生で、お友達の家で遊んでいました。(女子ね)

 

その子は秀才で、毎日塾通いをしていてあんまり遊んだことなかった。

団地の家には誰もいなくって、私はその子がパソコンで作っている

小説を見せてもらい、キャッキャしていた。

(今から30年ちかく前なのでパソコン珍しくない?)

「私も小説作らせて~」

お願いして、頑張って作っていたらあっという間に6時になってしまい

私は泣く泣く帰ることにした。

「途中まで送るよ」

ふたりで小説についておしゃべりしながら歩いていたら

その子が自動販売機で「のど乾いたから」とビールを買った。

 

「飲む?美味しいよ」

私は首を横に振ったけど、見ていると彼女は一気に飲み干して

「あー、美味しかった!」と空き缶をポイッと川に捨てたのだ。

 

それは、やせ我慢でもなくとても自然だった。

私はぼんやりと、彼女の部屋を思い浮かべた。

いろんな上等なものがあり、いろんな物を持っていた。

でも6時を過ぎても誰も帰ってこない部屋は暗くて静かだった。

彼女は一人っ子だった。(あんまり周りにいない)

 

「小説さ、(私)が多いからもっと減らしたほうがいいよ。」

彼女がアドバイスしてくれた。

 

そんな彼女はレベルの高い私立中学へ合格して、

もう二度と会うことはありませんでした。

 

彼女が飲んだビールはバドワイザー

ああ、バドワイザー

あの夏の日を思い出す、、、

クレープとカメ

初めてのバイト先は高校一年生の時のクレープ屋だった。

バナナチョコクレープが1番人気だったけど、私が好きなものは

カスタードチョコクレープ。

 

バナナチョコクレープは柔らかい生地で生クリームがたっぷりなのに対し

カスタードチョコはこんがり焼きながらカスタードを塗り、チョコを

まぶしてクレープの形に折り曲げるのだがこれが面白い。

そしてアツアツをいただくと、カスタードと溶けたチョコが香ばしい

生地とマッチして最高なのだった。

 

ある日、着替えるためにロッカーを開け、靴を入れておいた紙袋を

取り出したときにゴロッと何かが落ちた。

 

子カメだった。

「・・・・・は?カメ?どこから?」

つかんでみたら、どうやらちゃんと生きているようだ。

私は急いでユニホームに着替えてクレープ屋のキッチンに行くと

プラスチックコップに子カメを入れて慌てて水を注いだ。

少し慌てすぎて、水を出しすぎたようでコップの中でカメが

すごいいきおいでグルグル回っていた。

 

バイト帰り、私はコップを手に持ちながら(まるで飲み物のように)

繁華街を歩いて帰った。(私の家は繁華街のむこうさ)

 

実は少しだけ心あたりがあった。

家にはでかいカメが1匹いる。(カメ子)

少し前にベランダで飼っていたカメがいなくなったのだ。(スエ子)

だけどスエ子はぜんぜん小さくなくデカイから子カメではない。

(じゃあ、なんで子カメがロッカーに入ってたわけ?)

 

(これは夢かしら?)

この謎はいまだに謎です。なぞなぞ、、、、、

 

 

ギョーザとお弁当

ギョーザは手作りが一番おいしいです。

家では子供が3人いるので、当たり付きを作る。

チーズ入りが当たり、ゴーヤー入りがハズレとかね。

 

私がまだ新婚のころに、その日も手作りギョーザを作りました。

翌朝には、だんなさんへのお弁当を作り、幸せいっぱい。

玄関先でだんなさんにお弁当を渡して、「いってらっしゃい」。

「お弁当ってもしかして、おかずギョーザだけ?」

「うん、そうだよ。」

なんだか不機嫌な感じでドアを閉めて行ってしまった。(彼は怒らない温和な人)

お弁当は確かにおかずがギョーザだけのギョーザ丼みたいに盛りつけた。

上からはたっぷりのポン酢をかけて、絶対おいしいはず。

なんで怒っていたのかな?

私は特に気にすることもなく一日過ごしました。

 

夕方。

「ただいま~」だんなさんの帰宅です。

 

だんなさん 「今朝は怒ってごめんね。」

わたし   「そうだっけ?」

だんなさん「実は、お昼に弁当広げるときにみんないるからさー、ギョーザだけ

      なんて恥ずかしいって思っていたんだけど、

     課長に(手作りギョーザ?スゲーな、手作りって。)

     って言われてさ。食べたら美味しくて、

     朝に怒った自分が恥ずかしくなったよ、ごめんな。」

 

私はこのできごとをギョーザを食べるたびに思い出す。

ありがとう、手作りギョーザ。